UnderStory

組織の石垣が、何で軋んでいるかの記録

型

記事ではなく節点です。1ページ1命題。 それぞれに、支えている現場が何本あるかと、その型が壊れる条件を書いています。 現場が2本に満たないものは、まだ型ではありません。

計器の四つの動詞で並べています。持つ → 測る → 通す → 置く。種が辿る順番です。

持つ作り方が、内側にあるか1

測る積んだことを書く欄があるか。物差しは合っているか5

C29評価の欄が無い働きは、していないことになる組織が測っている量と、現場で起きている量は別物である。測る欄が用意されていない働き——渡す仕事、火消し、壊れなかった人の数——は、やっていないことと区別がつかない。だから削っても損失が計上されず、削った側からは何も起きていないように見える。支える現場 5件 / 昇格候補 →C36測れるようになる前のものは、測れないという理由で通らない世に出す前に、世に出して初めて分かる数字を求められる。まだ稼いでいないから価値がなく、価値がないから投資されず、投資されないから稼げるようにならない。この円環の中では、既に測れるものだけが通る。金の言語に翻訳できるものは通り、できないものは、何も乗っていないのと同じに見える。支える現場 4件 / 昇格候補 →C26律速は、測っている場所ではなく、その手前にある温度計が測っているのは、温度計のある場所の温度でしかない。収率でも選択率でもなく、最初に壊れているのは「入らない」ことだった。見えている工程を速くしても、承認も予算も納期も変わらない。手当てすべき場所は、たいてい観測点の上流にある。支える現場 3件 / 昇格候補 →C31失ったものは見えないので、同じ失い方を繰り返す止めた瞬間には費用が減って、数字はきれいになる。失ったものが数字になるのは、何年も先だ。その頃には、止めた判断と結びつけられない。見えないから、来期もまた削られる。支える現場 3件 / 昇格候補 →C78本気かどうかは、言葉ではなく資源の行き先に出る同じ一枚の紙に、正反対のことが書いてある。どちらが本当かは、書きぶりでは決まらない。資源がどちらに動いたかを見れば足りる。制度が形骸化するのも、やる気の問題ではなく、その出口の先に何も繋がっていないからだ。出しても何も起きないと分かっているものに、人は種を入れない。支える現場 3件 / 昇格候補 →

通す需要に繋がる経路と、通す様式があるか5

C55価値は、持っている側ではなく、受け取る側が決めている持っているものが何であるかは、持ち主には決められない。受け取る先が無ければ、同じ中身が価値にならない。転職して失うのも、事業部が受け取らない種が始まらないのも、同じことが別の場所に出ているだけだ。だから「何ができるか」を磨くより先に、誰が受け取るのかを見たほうが早い。支える現場 3件 / 昇格候補 →C148経路を選ぶことは、誰の需要に答えるかを選ぶことであるどこへ持っていくかを決めた時点で、誰に向けて作るかが決まっている。外の顧客に向いていたものを社内の受け口に向け直すと、答えるべき需要そのものが入れ替わる。事業部は需要ではなく予算と説明のしやすさで動くので、向け直した時点で接地が外れる。整えたから悪いのではない。整える先が、需要を持っていない場所だっただけだ。支える現場 2件 / 昇格候補 →C25静かなのは、問題が無いからではなく、信号が届いていないからだ設定温度には届いていた。届いていたのは温度計のある場所の温度で、反応する場所の温度ではなかった。組織でも同じことが起きる。居室が静かなのは、問題が無いからではない。言う人がいなくなったからだ。正常を示しているのは対象ではなく、計器のほうだ。支える現場 2件 / 昇格候補 →C3応答が返ってこない経路は、存在していないのと同じ制度が形骸化するのは、人のやる気の問題ではない。その出口が、効く場所に繋がっているかどうかだ。出しても何も起きないと分かっているものには、誰も出さない。返事の来ないメールと、使われない制度と、速くなったが物は動かない工程は、同じ形をしている。支える現場 2件 / 昇格候補 →C32金のかかる対策は選ばれず、タダで済む対策だけが残る状態を直すには金がかかる。行動を叩くのはタダだ。だから対策会議では、いつも行動のほうが叩かれる。工数として削られたものは、削ったことによる損失が計上されないので、来期もまた削られる。支える現場 2件 / 昇格候補 →

置く椅子は、決めなくても増えるか。運んだ人が、そこに座れるか3

振る舞い止まったあとで、人がどう動くか1

まだ型ではない(19)

C159需要が確かな案と供給が確かな案は、読める側が逆なので、一つの様式では審査できない支える現場 1件 / まだ型ではない →C34組織が測る量と、人が感じる量は、同じ単位ではない支える現場 1件 / まだ型ではない →C64正しいことを言えるかどうかは、意志ではなく退路の有無で決まる支える現場 1件 / まだ型ではない →C72誰も止めていないのに、通らない支える現場 1件 / まだ型ではない →C112正しさは免罪符になる支える現場 0件 / まだ型ではない →C119概念が何をしているかの絵を持っていると、専門外の領域でも、これはあれと同じだと当たりがつく支える現場 0件 / まだ型ではない →C146言葉になっていない技術は、繋げて持っている人がいるあいだだけ残る支える現場 0件 / まだ型ではない →C149椅子を増やさないプロジェクトは、運んだ人の席ごと消える支える現場 0件 / まだ型ではない →C150使ったことのない手段は、選択肢として現れない支える現場 0件 / まだ型ではない →C151手段には効く時期があり、時期の外に出されたものは、誰も止めないまま消える支える現場 0件 / まだ型ではない →C152選別は育成ではない。選んでも、総量は増えない支える現場 0件 / まだ型ではない →C153形を外注しても残る。作り方を外注すると、残らない支える現場 0件 / まだ型ではない →C154流れてくるものは、引っかかりを通ったぶんしか残らない支える現場 0件 / まだ型ではない →C155借りた物差しは、自分の経験に当てても接地しない支える現場 0件 / まだ型ではない →C157全体像を渡されずに手順だけを渡されると、人は考えるのをやめる支える現場 0件 / まだ型ではない →C158受け取る人が採点に入っていない場所では、評価は「やったか」に寄る支える現場 0件 / まだ型ではない →C67同じ席に座れば、誰でも同じことをする支える現場 0件 / まだ型ではない →C77先に分かるのは体のほうで、数字は後から来る支える現場 0件 / まだ型ではない →C92決めた層と、代償を払う層が違う支える現場 0件 / まだ型ではない →